米国株オプションに挑戦

カバードコールに魅せられて

ラリー・ウィリアムズのフォーキャスト2022

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今年も「ラリー・ウィリアムズのフォーキャスト2022」が発売されました。自分も去年初めて2021年度版を購入しオプショントレードに活かしてきました。

こんなにパフォーマンスの良いロジックを提供してくれるラリー・ウィリアムズは神です。ということで2022年度版も早速予約購入しました。

ラリー・ウィリアムズのフォーキャスト2022

2021年度版の内容

2022年度版はまだ予約販売ということで手元にないので、2021年度版フォーキャストの内容のご紹介。ちなみにフォーキャストは「forecast:予想、予測、予報、見通し」という意味になります。

フォーキャストのロードマップ(目次)
  • アメリカの株式市場分析
  • 2021年にやるべき15のトレード
  • 主要国の株式市場
  • 2021年のフォーキャストを最大限に活用する方法
  • 米国債
  • 通貨先物
  • 貴金属
  • ソフト
  • エネルギー
  • 畜産
  • 農産物
  • 個別銘柄

IB証券を使っているなら、必ずトレードできる内容となっています。特におすすめだったのが「2021年にやるべき15のトレード」で、具体的なトレード方法を紹介しています。

2021年にやるべき15のトレードの内容
  • トレード1 ビザ(V)を買う
  • トレード2 アップルの日
  • トレード3 コストコ
  • トレード4 マイクロソフトからカネを奪い取る
  • トレード5~8 米国債
  • トレード9 原油
  • トレード10 金
  • トレード11 想像以上に甘い砂糖
  • トレード12~15 株式マーケットでの簡単な成功
  • 2021年ボーナストレード 空売りのベスト8

トレード1の具体的な内容は、ビザを1月の第〇取引日に買って、〇ドルの損切り、〇日間ポジションを保有後、最初の利益が出た寄付で決済です。

そのようなシンプル・ロジックを米国株、原油、金等の銘柄で紹介してくれています。ちなみに寄付エントリー・寄付決済なので再現度が高いところもポイントです。

サイクルフォーキャスト

次におすすめが「サイクルフォーキャスト」で上がり下がりの転換日を、未来の1年間のチャートで教えてくれます。個人的にはダウ平均のサイクルフォーキャストを参考にトレードするのがおすすめです。

オプショントレーダーに向けて

2021年度版を購入して、実際にオプショントレード(キャッシュ・セキュアード・プットがメインのトレードスタイル)で使ってみた感想ですが、ダウ平均の長期サイクルパターンを利用して、SPYのオプショントレードをするのが、特に安定感がありました。

稼ぐコツは下がっているときに、プットをどこまで売れるかがポイントになってきます。実際にトレードすると、やっぱり下がっているときに、プットを売るのは勇気がいります。

そんなときに「サイクルフォーキャスト」を参考にしていましたので、今月ラリーの予測通り、大きく下がれば、いつもよりロット多めにプットを売ろうなど戦略を事前に決められました。

それと、個別銘柄はおすすめしません。やっぱり、プット売りがメインスタイルだと捕まりやすかったです。また個別銘柄で捕まってるときは、指数系(SPY等)も同じく捕まるので、それなら最初から指数系だけでいいんじゃないのかなって感じでした。

その他

ラリー・ウィリアムズのフォーキャスト2022を購入して実践するなら、必ず必要なのは第〇取引日は、何月何日かというのを調べないといけません。そのための分かりやすいサイトを紹介します。

swingtradesystems
http://www.swingtradesystems.com/

取引日は上記サイトで調べられます。右側メニュー(スマホだと下側)「Trading Calendars」をクリック、画面が切り替わったら、下の方にある「2022 Trading Days Calendar」をクリックすると、下にあるカレンダーが表示されます。

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最後に

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出版社のパンローリングですが、ここは投資系出版社として有名で、良書ほど値段を高く設定しています。特に1万円超えの本は良書ばかりです。なので中身を読まなくても値段である程度中身が判断できます。ラリー・ウィリアムズのフォーキャスト2022は2万円超えでお高い書籍となっていますが、投資本として経費にできるので迷わず買いです。

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正しい判断は、
正しい情報と正しい分析の上に初めて成立する。
by ヤン・ウェンリー

【損益・月間】11月+12,044.45ドル(含損-30,918.68ドル)

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こんにちはダイスです。11月の月間報告です。

オプションを始めてから初の月間収支が1万ドル突破しました。それと毎月プラスになるのもオプションのいいところです。当然含み損もありますが、オプションの特性上、コツコツ利益を出せるので、それが含み損に耐えられるメンタルの拠り所となっています。

まとめ

確定損益

1月:1,378.54ドル
2月:5,866.81ドル
3月:1,524.03ドル
4月:7,116.48ドル
5月:2,676.04ドル
6月:5,871.25ドル
7月:2,355.17ドル
8月:3,161.91ドル
9月:2,571.33ドル
10月:7,369.18ドル
11月:12,044.45ドル

A:カバードコール

12,044.45ドル

B:ブル・スプレッド

0.00ドル(0勝0敗)

C:株

未決済(合計):-30,918.68ドル
GLD  -5,040.90ドル
IBM  -2,445.59ドル
IWM  -16,156.78ドル
KD   -497.23ドル
QQQ  -3,419.38ドル
SPY  -3,358.80ドル

振り返り

上手く出来たこと、学んだこと

  • AAPL株が全決済できた
  • ブル・スプレッドをエントリー回数の少ないロジックに変更
  • プレミアムを週2000~3000ドルを目安に組めた
  • 相場状況に応じた戦略を再考できた

改善ポイント(もう一度やり直せるならどうするか)

  • ポジションを保有しすぎたため、証拠金比率を毎日管理して、エントリーする際には証拠金比率を確認する

次に向けて

  • 年末を跨ぐストラングルは組まない。
  • 年末を跨ぐエントリーはカバードコールか、プット売り、ブルコールで絞る。

最後に

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エッジは恐怖と強欲から生まれる。投資家にとってのエッジを掴むチャンス来てますね。このエッジを拾うならコナーズ氏の本が一番です(参考:恐怖で買って、強欲で売る ローレンス・A・コナーズ (著)

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銀河英雄伝説 名言
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by ヤン・ウェンリー

10秒足 スキャルピング ロジック

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10秒足を使ったスキャルピングロジックです。最近はオプションがメインになり、スキャルをやらなくなったので、忘れる前にロジックをまとめました。

スキャルピング

ロジック詳細

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ロング・エントリーの場合

10秒足チャート

上から25MA、75MA、200MA、800MAの順になる

  1. 800MAにタッチする
  2. 200MAと800MAの間に25MA、75MAが入る
  3. 200MAを上抜け+ボリンジャーバンドの外で10秒足が確定でエントリー
    (200MAと800MAの間に25MA、75MAがある状態でブレイク)
  4. バンドウォーク後の一山を上抜けしたら決済 

損切りは800MA or ボリンジャーバンド下限 or 1-3の安値 or 1分足2ATR

その他

10秒足チャートはIG証券を使用しています。

ユーロドルでロンドン時間がおすすめ。なのでロンドン時間の、最初のトレンドを狙いにいくようなロジックです。

スキャルと言っても、ロンドン時間に絞れば、1日1回程度の出現率です。

3はBBの外で確定であって、バンドウォークせずに、ずるずる上がるようなときは見送ります。

最後に

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個人的にはTPS戦略(参考:恐怖で買って、強欲で売る)で買い増し、手仕舞いのとき含損であれば、コール売で放置が、気持ち的に楽でおすすめできます。

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銀河英雄伝説 名言
正しい判断は、
正しい情報と正しい分析の上に初めて成立する。
by ヤン・ウェンリー

【損益・月間】10月+7,369.18ドル(含益+2,468.73ドル)

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こんにちはダイスです。10月の月間報告です。

およそ1年、色々なOP手法を試してみましたが、やっぱりコンボにできる手法(例:プット売り・負け→カバードコールや、ブルプット・負け→プット買いはプラス決済+プット売りはCCW)が自分にとって相性が良いと分かりました。

逆にブル・コールのような1回きりで勝敗が決まるのは向いてないようです。

なので自分の性格は長期の含損は耐えられるが、一回一回の短期で細かい損切りはしたくない傾向が分かりました。よって今後はこの性格を踏まえた上でOP戦略を考えていきたいと思います。

まとめ

確定損益

1月:1,378.54ドル
2月:5,866.81ドル
3月:1,524.03ドル
4月:7,116.48ドル
5月:2,676.04ドル
6月:5,871.25ドル
7月:2,355.17ドル
8月:3,161.91ドル
9月:2,571.33ドル
10月:7,369.18ドル

A:カバードコール

8,635.94ドル

B:ブル・スプレッド

-1266.76ドル(5勝6敗)

C:株

未決済(合計):2,468.73ドル
AAPL  1,207.32ドル
GLD  -4,546.40ドル
IBM  -1,974.81ドル
IWM  907.36ドル
QQQ  1,313.63ドル
SPY  5,561.63ドル

振り返り

上手く出来たこと、学んだこと

  • ストラングルで複数銘柄エントリー
  • ブル・スプレッドはエントリー回数と収支が見合わない
  • プレミアムは週2000ドルを目安に組めた
  • 相場状況に応じた戦略を再考できた

改善ポイント(もう一度やり直せるならどうするか)

  • プット売りが満期日に株になった場合の証拠金を確認しておく

次に向けて

  • OPと株の証拠金を確認する
  • 上記手法で相場状況に応じたエントリー手段を決める

最後に

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私の生涯本棚に置いておく本の一冊「マネーの公理」より→大多数を占める貧乏人クラスから這い上がる唯一の方法はリスクをとることである(参考:マネーの公理

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【損益・月間】9月+2,571.33ドル(含損-5,578.16ドル)

f:id:daiskun:20211003055144p:plain

こんにちはダイスです。9月の月間報告です。

いつ大きな下落がくるの?とドキドキしながらトレードしてますが、オプショントレードで使える伝家の宝刀「負けたら株にする作戦」で乗り切りたいですね。

まとめ

確定損益

1月:1,378.54ドル
2月:5,866.81ドル
3月:1,524.03ドル
4月:7,116.48ドル
5月:2,676.04ドル
6月:5,871.25ドル
7月:2,355.17ドル
8月:3,161.91ドル
9月:2,571.33ドル

A:カバードコール

2,588.96ドル

B:ブル・スプレッド

-17.63ドル(12勝4敗)

C:株

未決済(合計):-5,578.16ドル
AAPL  -621.00ドル
GLD  -5,591.30ドル
IBM  791.18ドル
IWM -22.64ドル
SPY  -134.40ドルM

振り返り

上手く出来たこと、学んだこと

  • ストラングルで複数銘柄エントリー。

改善ポイント(もう一度やり直せるならどうするか)

  • ブル・スプレッドの銘柄探しの労力と収益が見合わないので、エントリーを検討する

次に向けて

  • ストラングル、単体プット売り、LDS、ブルプット、ブルコールで戦略を再考する。
  • 上記手法で相場状況に応じたエントリー手段を決める

最後に

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最近値下落が続いてますが、オプショントレードを勉強して本当に良かったと思います。自分みたいに相場観ゼロでも、利益を確実に積み上げていくことができますね。

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正しい判断は、
正しい情報と正しい分析の上に初めて成立する。
by ヤン・ウェンリー